脳炎 一覧

脳炎の症状と原因│脳にウイルスが感染して起こる病気

髄膜炎は脳の髄膜に炎症が起きたものを言います。
一方、脳炎とは脳そのものに炎症が起きているものです。

有名なものは「日本脳炎」です。
日本脳炎ウイルスに感染している豚を刺した
コガタアカイエカが媒介となるもので、アジアなどの
開発途上国では今でも少なくない病気のひとつです。

一旦かかると特効薬もなく、命に関わる重い病気です。
しかし、日本では予防接種が普及したため、蚊やダニ
からうつる伝染病性の脳炎はほとんどありません。

現在では子供の患者はほとんどいませんし、また、
このウイルスに感染しても、ほとんどの人は免疫を得て
発病することもありません。

むしろ心配なのは風邪などの原因となるウイルスと同類
のエコーウイルス、コクサッキーウイルスなどが
脳に感染したために起こる脳炎です。

また、はしかや風疹などの後で脳炎が起こることもあり
これも麻疹ウイルスや風疹ウイルスが脳に感染したためです。

こうした脳炎を「続発性脳炎」と言います。

脳炎の症状とケア方法

高熱でケイレンを繰り返すときは大至急病院へ!

風邪や麻疹、風疹などのあと、または
「風邪っぽいかな?」と思っているうちに39~40度の高熱が
出て、嘔吐や頭痛があらわれ、

そのうち意識がぼんやりして、ケイレンを繰り返すようになります。

一見、熱性ケイレンと似ていますが、熱性ケイレンの場合は
3~5分でおさまり、しかも熱の上がり際に起こるのに対し
脳炎のケイレンは

・ケイレンが10分以上続く
・何度も繰り返して起きる
・ケイレンがおさまった後も意識がぼんやりしている

などの症状があります。

この場合は、大至急病院に連れて行きます。
夜中であれば救急車を呼んでください。特に生後6ヶ月までの
小さな赤ちゃんは、はっきりとした症状が出にくいので

高熱やケイレンなどの症状が見られたら、急いで受診しましょう。

ウイルスが原因であるため特効薬はなく、対処療法となりますが
ほとんどは後遺症もなく、治ります。